指の長さの比率と性的嗜好
性と愛研究所の所長GENUINEは、所長の名に恥じぬよう、日夜精進している。
その甲斐あって、このたび当研究所顔負けの研究を発見したので、ここに報告する。
研究の全容の前に、ちょっとみなさんもお試しあれ。
まず、指の長さを測ってください。
コピー機で、右手をコピーします。
人差し指、薬指の長さを、5回ずつくらい測って、平均値を出して下さい。
それから、人差し指/薬指の比(2D/4D比)を出します。
そうしたら、下のグラフのaの右側と比べてみましょう。
縦軸が、その人差し指/薬指の比(2D/4D比)です。
a, 左側が左手、右が右手。
グラフの左端から、ノーマルの男性、ノーマルの女性、レズの女性、ホモの男性。
b, 左から、男性全体、ホモの男性、ノーマルの男性。
白いバーが、「年上の男兄弟なし」、その左が「年上の男兄弟が1人」一番右が「年上の男兄弟が二人以上」
もし、あなたが女性の場合、値が小さいほどレズビアンの傾向があり、1に近いほどそうではなくなります。
男性の場合は、bのグラフを見ましょう。
年上の兄弟が二人以上いる男性は、値が小さく、さらにホモになりやすい傾向があるそうです。
この値はアメリカ人の調査値なのでちょっと違うかも知れませんが、傾向は同じでしょう。
しかし、ホモの男性を277人集めて(そうでない男性は108人なのに)いるあたり、アメリカです。
どうですか?ホモセクシャルでした?
「なんでそんなことがわかるんだよ!」っていうお方、私もそう思いました。
というわけで、ちょっと根拠など紹介するので読みたい方はどうぞ。
研究概要
研究のタイトルは「指の長さの比率と性的嗜好」
サブタイトルは「みんなの指の長さのパターンを測ると、おもしろいことがわかるかも」
最初の方をちょこっとだけ転載します。
「産まれる前の男性ホルモンの作用が、成人男性の性的嗜好に影響を与えることが、動物のモデルで示唆さ
れている。ここに、男性ホルモンに影響を受けやすい指の長さのパターンを調査し、レズビアンの女性は、
そうでない女性に比べ出産前により多量の男性ホルモンにさらされ、また、1人以上の年上の兄弟を持つ男
性ははじめに産まれた男の子よりもホモになりやすく、長男よりもより多くの男性ホルモンにさらされてい
る。つまり、産まれる前に浴びる男性ホルモンの量は、男性女性に関わらず成人の性的嗜好に影響を与える
可能性がある。母体は以前に子供を産んだことをおぼえており、次の子供の胎児発生を変更し、大人になっ
たときにホモセクシャルになる可能性を増やしているのである。」
なんとまあ。
つまりは、胎内での男性ホルモン量により、性的指向性が決まる。
同時に、人差し指/薬指の比率(2D/4D比)も変わる。
すなわち、長さの比により性的指向性がわかると。
男性の場合は、胎内での男性ホルモン量そのものが「年上の男兄弟の数」によって決まるため、
年上の男兄弟が多い人ほど長さの比が小さくなり、さらにホモになりやすい。
嘘のような本当のお話。
基本的に、2D/4D比は女性は1に近く、男性は小さめ。
その傾向は右手で顕著だそうです。
ちなみに、この2D/4D比は年齢、利き手とは関係ないそうです。
まあ、成長時の影響(末っ子は甘やかされて?とか?)は不明ですが、影響はないだろうとのこと。
我々の研究も論文になるくらい頑張って調査せねば。
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転載:Terrance J. Williams et al. 2000, Nature 404, p455-456